【つくば市】ゴミ問題について分かりやすく解説!
今回は日本全体の問題でもある「ごみ問題」について、
つくば市の現状と取り組みについて紹介しますね!
素敵な自然を維持するためにも、ごみ問題はちゃんと考えていきたいね!
つくば市の燃やせるごみの排出量と処分にかかる費用
つくば市で出される「燃やせるごみ」は、 1 年間で大体 7万tです
この7万tが、サステナスクエア(ごみ処理場)に持ち込まれ、焼却されます。
焼却後に残る灰の重さは約1万t程度になります。
燃やすと結構軽くなるんだね!
可燃ごみに含まれる水分が無くなったからかな?
可燃ごみの中には、生ごみがあるけど、
生ごみのうち、80%が水なんだよ!
家庭ごみの1/3は生ごみ
家庭で排出される「燃やせるごみ」のうち、約1/3が生ごみです。
「つまり、この生ごみの水分を飛ばすことができれば、かなりゴミの量が削減できますね」
- ごみ削減に補助金も!
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つくば市では、生ごみ削減の取り組みとして「段ボールコンポスト」の導入も進めています。
導入支援のために支援金も給付しています。
要するに「生ごみ」→「肥料」を作るのですが、
専用のキットなども売ってるみたいです
段ボールコンポストとは、段ボール箱を利用した生ごみ処理容器のことです。段ボールに基材(ピートモス、くん炭などの土壌改良材や腐葉土など)と生ごみを入れ、微生物の力によって生ごみを分解し、堆肥(肥料)を作るものです。
つくば市ホームページ
年間のゴミ処理費用
つくば市で出る、1年間分のゴミ処理にかかってる費用は、
約 21億円です
なかなかコストがかかってますね。。。
「食品ロス削減」や「生ごみの水切り」でごみを減らせれば、この処理費用も削減できるね!
ごみの埋立地が満杯に。。。
可燃ごみを焼却して残った灰は、「コンクリート」や「アスファルト」に再利用されますが、多くの部分は埋立地に埋める必要があります。
つくば市には埋められる場所がないとのことで、
つくば市外にある最終処分場(他の自治体にある埋立地)に埋め立てさせてもらっている状況です。
ちなみに、この埋立費用だけでも年間に3億円程度かかるそうです
今問題なのが、埋め立てを依頼している埋立地の1つが、
満杯になって受け入れが出来なくなってしまうことです。
新たな埋立の受け入れ先は探している最中みたい!
今後も人口増加が見込まれる「つくば市」では、ごみ排出量の削減が非常に重要な課題だと言えますね。。。
つくば市だけではない、埋立地の不足
環境省によると、2019年末時点においてごみの埋立が可能な年数が21.4年であると発表されました。
この記事を書いてみるまでは知らなかった。。。
(なお、埋め立て可能年数は、最終処分場が新設されず、今ある埋立地に埋め立てを続けた場合の埋め立て可能期間を意味するよ!)