つくばの選挙が変わる「スーパーシティ構想」
2022年4月12日に、つくば市は政府から
「スーパーシティ型国家戦略特別区域」として指定されました。
前回のスーパーシティの記事は「移動が変わる」だったね!
そうです!
今回はつくば市の「選挙が変わる」について解説していくね!
そもそも!つくばスーパーシティ構想とは?
前回の復習ですが、「スーパーシティ構想」とは、
「最先端の化学技術を駆使して市民の困りごとを解決していく」というものになります。
「この取り組みを政府が支援しますよ!」
というのが2022年の4月に決まったんだったね!
「スーパーシティ構想」の取り組みの中でも、
インターネット投票については、重要な取り組みとして位置づけています。
インターネット投票で選挙の参加が手軽に!
土地面積がかなり広い「つくば市」。。。
つくばエクスプレス沿線なら移動には困りませんが、
車がないと移動に困る地域がつくば市にも少なからずあります。
こうした地域では、投票所に行って投票を行うことが難しいケースも出てきます。
お年寄りの方や、障害があって車に乗れない方だと難しいよね。。。
スマホとかで投票できれば便利なんじゃない?
「スマホ投票」これは多くの人ができたら便利だと思っていると思いますが、
この「スマホ投票」が遂に実現する見通しになりました。
今までインターネット投票ができなかったのはなぜ?
選挙は「公職選挙法」という法律に従って実施されます。
この法律では、
投票は、
- 投票所に行って
- 立会人がいるところで
- 紙で投票を行う
これらのことが記載されています。
障害を持っているなど、一定の要件を満たせば郵便投票ができるよ!
郵送の場合は、通常の投票に比べて手間がかかるから、
制度自体があまり利用されないみたいだよ。。。
インターネット投票が出来なかったのは法律の規制によるもの
今までは法律(公職選挙法)の決まりでインターネット投票が実施できませんでしたが、
「つくば市」がスーパーシティ特区に認定されたことに伴い、
「公職選挙法」の影響を受けずに選挙の実施が可能になりました。
2024年の選挙では見送りに。。。
「つくば市」がスーパーシティ特区に指定された時点では、
2024年の「つくば市長選」と「つくば市議会議員選」に向けて導入を予定していましたが、
今年の選挙では「インターネット投票」の導入は見送られることになりました。。。
ちょっと準備が間に合わなかったみたいですね。。。
それでも少しずつ前進している!
つくば市ではいろんな取り組みをやっていて、
市の政策コンテストの場で、インターネット投票を導入したり、
学校の生徒会選挙にインターネット投票の導入が行われました。
実証実験を通して、インターネット投票の「課題」を洗い出して、「対応策」を考えるところまでは来ているよ!
課題への対応策
行政のスマート化も!
スマートフォンを利用した「本人認証技術」は、インターネット投票に必要なものですが、
この「本人認証技術」が向上していけば、
インターネット投票以外にも、
市役所にいかなければできなかった手続きなどを、
オンラインで完結できる可能性があります!
忙しくて平日に休みを取れない人でも手続きができるようになるね!